「負ける練習」

「負ける練習」

1月18日(月)。1年4・5組の5時間目は、柔道の授業でした。受け身の練習や寝技の練習をしていました。

相田みつをの「負ける練習」の一部を紹介します。

柔道の基本は受身
 受身とは投げ飛ばされる練習 
 人の前で叩きつけられる練習
 人の前でころぶ練習 
 人の前で負ける練習です。
つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。
 自分のカッコの悪さを多くの人の前で 
ぶざまにさらけ出す練習
それが受身です。
 柔道の基本では
 カッコよく勝つことを教えない
素直にころぶことを教える 
いさぎよく負けることを教える
長い人生には
 カッコよく勝つことよりも
 ぶざまに負けたり
 だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです。
だから柔道では 始めに負け方を教える
 しかも、本腰を入れて 負けることを教える
 その代り
 ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
 それが受身の極意
 極意が身につけば達人だ
若者よ 失敗を気にするな・・・

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