男子ハンドボール部 県大会


 いよいよ最後の県大会が開幕しました。1回戦の相手は美園中(美園南と合同チーム)です。過去の練習試合では五分五分の力だったので、この夏までにどれだけ強くなったのか楽しみな試合でした。

 前半、こちらが特別良いというわけではありませんでしたが、ディフェンスがしっかり前から当たりシュートを打ちにくくし、押さえます。攻撃も要所で得点をしっかり決め、ミスも少ない展開で、8-6 2点リードで折り返します。しかし、消極的にボールを止めてしまい、やってきた速攻が1本も出ませんでした。

 後半はいつも見る、ミスが多かったです。ラインクロス、ゆるいパスミス、ノーマークシュートのミス、気を緩めた瞬間にシュートを打たれる、正面のボールをはじけないなど。リードは一瞬にして無くなり、点も取れない、守れない、決して圧倒的に負けているわけではないですが、最後の大会と言うプレッシャーもかかって、どんどんチームが消極的になりました。悪循環に陥ってしまいました。ノーマークシュートは数多くあったので、早めに決まっていれば展開が変わったかもしれません。後半 7-13 結果 15-19でした。 

 負けて当然、悔しいと思いますが、これが結果です。3年生はもう取り返す場面はありません。君達の体験したハンドボールの世界はまだ入り口にすぎません。ぜひ高校へ進学しても、もっと追求できるハンドボールを続けてほしいと顧問は思います。そして諸先輩方のようにどんな形でも良いので、高校の舞台で活躍している姿を見せて下さい。そのためにはまずは勉強ですね。自分の進学先をしっかり見据えやって下さい。

 そして1・2年生。3年生は引退しました。お分かりのように、努力しても結果が出ないものもあります。しかし、普段の行いは必ず、結果(試合)となって出ることを再確認しました、またそれが証明された大会でした。「普段」、「いつも」を大切にまずは、挨拶、声、仕事を忘れない、気を遣って動くことから学びましょう。そして、そこを基盤として、ハンドボールの技術を上げていこう。辛い、楽しい夏になると思います。ここでの頑張りが新人戦に繋がります。この悔しい負けをチームとして忘れずにまた1から頑張っていきましょう。

保護者の皆様へ

 本日も応援、多数の車出しご協力有難うございました。またここ最近の練習試合等で、様々な場面でご協力頂きありがとうございました。色々書かせてもらいましたが、最後の試合の敗因は顧問の采配です。生徒は生徒なりに、今ある100%の力を出し切りました。今後も引き続き1・2年生をよろしくお願いいたします。また1から勉強し、生徒が良い思いをできるよう、努力してまいります。ありがとうございました。